日常着に
ついて

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URBAN RESEARCH × OSAKA HIGASHI Kindergarten

「思いっきり遊べる日常着を!」
そんな想いからアーバンリサーチと
当園によるコラボが実現。
園児たちの成長はもちろん、
地球環境にも寄り添う
新しい日常着が生まれました。

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新しい日常着について

about new everyday wear

URBAN RESEARCH 新山さま 大阪ひがし幼稚園足立理事長

  1. このプロジェクトが始まったきっかけや経緯について教えてください。

    足立
    もともと現場や保護者の方から体操服のリニューアルの要望がありました。最初はスポーツブランドさんのお話を伺ったりしていましたが、なぜかあまりしっくりこず、私なりにこの園にとってどのような体操服が良いのか考えていました。例えば、体操服というよりも、実際には日常の大半を過ごす服なので、日常着にあたるのではないか?などです。そんな中アーバンリサーチさんのWebサイトを見て、アップサイクル素材を活用したものづくりや「THE GOODLAND MARKET」のコンセプトや運営など、SDGsの取り組みにとても共感して、コンタクトを取らせてもらったのがきっかけですね。
    新山
    その時のことはよく覚えています。ある日、大阪ひがし幼稚園から依頼が来ていると話があり、なんか聞き覚えがあるなと思って。住所を調べたところ「自分の母園やん!」と(笑)。まさか卒園した幼稚園から連絡をもらうなんて思いもしなかったので「ぜひお会いましょう!」と返信したんです。
    足立
    実は私も、前職でアパレルのデザイナーをしていて、新山さんとお仕事をご一緒したご縁がありました。新山さんはアーバンリサーチの立ち上げメンバーのお一人で、私にとっては雲の上の存在だったので、直接ご連絡をいただけるとは夢にも思っていなかったんです。
    新山
    なるほど。だからメールに「会えるのを楽しみにしています」と書かれていたんですね。久しぶりにお会いした時は、ほんまにびっくりしました。足立さんはデザインのセンスがとてもよかったので、どこでもやっていけると思っていましたが、母園の理事長になっているとは(笑)。私は人との縁やつながりを大切にしているのですが、これほどご縁が重なることはめったにありません。だからこそ「何が何でもがんばらないと!」という特別な気持ちでスタートしましたね。
  2. プロジェクトを進める上で、特に意識したことや新鮮だったことを教えてください。

    新山
    私は今、ホテルや医療機関などのアパレル開発にも携わっています。当然、お客様はアパレルの専門家ではない方がほとんどです。ですが、そこは元デザイナーの足立さん。園児服をつくるという初めての試みでも、阿吽の呼吸で進められましたね。
    足立
    恐れ多いです(笑)。前職で新山さんとお仕事をした時と状況が逆ですよね。当時は私が企画を提案して、新山さんからご意見をいただいて改良するという流れでしたから。ただ、今回のプロジェクトでは「みんなに愛される日常着」になってほしいという想いから現場の先生たちの意見を最優先してつくっていきました。そういった私たちの細かい要望にも、いつも120%の力で応えてくださって本当にありがたかったです。
    新山
    ユニフォーム専門のメーカーがつくるのではなく、アーバンリサーチとして開発するからには、普通の服ではいけない!という強い使命感を持っていました。それに、私たちの会社では「すごいをシェアする」という理念を掲げています。良いものをつくり、大阪ひがし幼稚園と感動を共有したいという想いで、プロジェクトを進めていました。
    足立
    新山さんたちのものづくりに対するまっすぐな姿勢は、いつも感じていました。日常着のサンプルもたくさんつくっていただきましたよね。
    新山
    最初は20型ほどつくりました。やはり実物を見て話し合う方がわかりやすいですから。そのおかげで先生たちにも具体的なイメージを持っていただけましたし、いいディスカッションにつながったと感じています。
    新山さま、足立理事長 写真
  3. デザインの背景について
    教えてください。

    足立
    当園では、子どもたちが思いっきり遊び、農園の田んぼでお米作りをします。お米の収穫後に残る藁で焼き芋大会をしたり、翌年のカカシ作りをしたり、野菜栽培の畑の肥料にしたり、すべて土に還ります。こういった特色のある保育を行う私たちの園に、どのような日常着が良いのかをまず一緒に考えていただきました。
    新山
    この園らしい服装ってなんだろう?と足立さんや先生たちと何度も対話を重ねました。動きやすさや丈夫さ、園児服としての上品さを叶える服がいいなと。そんな中で浮かんできたのが、環境にやさしいアップサイクル素材を使い、ヴィンテージのカレッジウェアやワークのテイストを幼稚園の日常着に落とし込んでみてはどうかということでした。
    足立
    はい。もともとカレッジウェアは、スポーツウェアとして生まれたのですが、それがファッションとして受け入れられて定着したという歴史的な流れがあります。その背景も新しい日常着のコンセプトにぴったりだと思いました。
    新山
    それで大きな方向性として、リンガーTEEやフットボールTEEを採用することに決めたんですよね。リンガーTEEは、首元や袖口に施された輪状の補強が特徴的なデザインです。そこにこの園のアクセントカラーを加えました。フットボールTEEは、その名前の通り、アメフトユニフォームがデザインのベースになっています。
    足立
    細かいところですが、カーディガンのワッペンの着想は、カレッジのペナントから来ていますよね。それから、Tシャツのロゴマークは、園の先生がデザインしてくれました。
    新山
    そうでしたね。改良を重ねるたびに「どんどん可愛くなってきた!」と社内のメンバーたちも大盛り上がりでした。やっぱり、いいものづくりは、つくり手自身もワクワクさせてくれるのだなと改めて実感しましたね。
    園児たち 写真

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  4. デザイン以外のこだわりについても教えてください。

    新山
    生地にはとことんこだわりましたね。この園のためだけにゼロベースから開発したほどですから。ペットボトルから再生したリサイクルポリエステルジャージをショートパンツの素材に採用しました。トップスに採用した生地は、農薬を使わず栽培したオーガニックコットンを32番双糸にして天竺編みしたものです。少し専門的な説明をすると、番手とは糸の太さを表す単位で、数字が小さいほど太い糸を指します。32/2は程よく厚みのある太さと言われていて、さらに双糸という2本の糸をより合わせた糸なので型くずれしにくいという特徴があります。
    足立
    なおかつ風合いの柔らかさも両立していますよね。スモックの生地もオーガニックコットン100%のシャンブレーを使って頂きました。
    新山
    はい。これはワークウェアでも使用されるほど丈夫な生地です。絵の具や泥で汚れてもガシガシ洗えますし、使えば使うほど味が出てくる素材なんです。
    足立
    カーディガンはドットボタンをご提案いただきましたよね。先生からは、外しやすくて便利だと好評でした。このアイデアはどこから生まれたんですか?
    新山
    ありがとうございます。プロジェクトメンバーの中には、お子さんがいるデザイナーもいます。社内ミーティングの時に、園児服を持ち寄りながら意見交換したのが今回のアイデアにつながりました。
    足立
    びっくりしたのは、カーディガンに使われている生地です。表裏の糸にはオーガニックコットンを使い、繋ぎの糸にはリサイクルポリエステルを採用したことで独特な風合いに仕上がっているんです。
    新山
    そんなところまで見ていただいてたなんて。幼稚園の理事長がおっしゃるコメントちゃいますよ(笑)。
  5. この園児服を着て、
    どのような幼稚園生活を送って
    ほしいですか?

    足立
    走り回って鬼ごっこをしたり、農園でカエルや虫を追いかけたり、どろんこになったり、とにかく思いっきり遊んでほしいですね。
    新山
    園児の皆さんは、今はまだ「環境に良いものを着ている」という意識はないと思います。でも、成長してSDGsや環境問題について理解した時に「大阪ひがし幼稚園って、すごいことやってたんやな!」と思い出してくれたらうれしいですね。そして何より、どろんこになりながら、楽しく遊んでほしいです。
    新山様、足立理事長、園児たち 写真

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株式会社アーバンリサーチ
事業本部 TheGoodlandMarket
部長新山 浩児 さま

アーバンリサーチ創設メンバーの一人。バイヤーやマーチャンダイザーを経て、商品部のクリエイティブ・ディレクターとして活躍。「URBAN RESEARCH Sonny Label」のプロデュースにも携わる。2021年からSDGsをコンセプトにした旗艦店「THE GOODLAND MARKET」の立ち上げをはじめ、新規事業の企画・ディレクションを担当。人とのご縁を大切にし、新しい領域にチャレンジしながらアパレルの可能性を広げ続けている。

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